和紙の札入れ【藪柑子】
<作品について>
黒地に銅色の木版画、藪柑子模様は和紙の質感を感じながら繊細と大胆さを併せ持つとても上品な和紙だと思います。この和紙に徳島県の阿波紙でもある強製紙をポケットに使用して札入れを作りました。ポケットを広げた時に鉛丹色の美しい阿波紙が手元を明るくしてくれます。鉛丹色の「丹」は赤い土の意味で古代から使われていた顔料です。鉛丹は赤という色が崇(あが)められていたこともあり、錆止めや腐敗防止の働きもあることから、神社仏閣をはじめ建物などの下塗りに用いられる色です。お札入れは二つのポケットで区分けできます。こんにゃくのりという食べるこんにゃくの元になる粉末をお湯で溶き、粘液の状態にして和紙に塗布しました。自然コーティングのため、素材に負荷がなく、和紙を丈夫にしてくれます。
<サイズ>
重さ41g (閉じたとき)横18cm×縦10cm
<使用和紙>【外側部分】揉み和紙、木版で藪柑子模様 【ポケット部分】徳島県阿波紙(強製紙)
<包 装>
楮和紙の袋、作品のお取り扱い書付
¥4,500
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